■ミラノ巻き

ミラノ巻きは、別名「ピッティ巻き」といい、イタリアのフィレンツェで行われるメンズプレタポルテの見本市「ピッティ・ウォモ」に集まるファッション関係者がしていたことから呼ばれるようになったそうです。その名の通り、おしゃれ上級者がよく使う巻き方で、程よいボリュームと立体感がでるのが特徴です。

こちらのミラノ巻き、一見なんだか難しそうに見えますが実は割と簡単なんです。一度覚えてしまえば、Tシャツ1枚のときからジャケットでかっちり決めた時まで、どんな服装にもマッチしてくれます。男性は特に難しいと敬遠がちですが、男性がしていてもかっこいい巻き方です。

1、ストールをふわりと1回首に巻きます。この状態だと、ストールは首の後ろでX状に交差していますので、左右どちらかのストールが下側になっているかを確認してください。

チャンルー ストール
出典:CEPイタリアで作ったストールとマフラーのお店

2、首の後ろの交差した部分で下側になっていたストールを、首の輪の内側へ少し引っぱり出します。※写真は、引っぱり出した後の状態です。

チャンルー ストール
出典:CEPイタリアで作ったストールとマフラーのお店

3、これで小さな輪(写真で手をさし込んでいる部分)が出来ますので、確認してください。

チャンルー ストール
出典:CEPイタリアで作ったストールとマフラーのお店

4、3でできた小さな輪に、反対側に垂れているストールの端を通していきます。

チャンルー ストール
出典:CEPイタリアで作ったストールとマフラーのお店

5、通したストールを、たるみが無くなるまでゆっくりと引っぱります。

チャンルー ストール
出典:CEPイタリアで作ったストールとマフラーのお店

6、写真のようになったら、結び目にボリュームがでるよう整えれば完成!

チャンルー ストール
出典:CEPイタリアで作ったストールとマフラーのお店

ミラノ巻き、いかがですか?

実際やってみると、見た目より簡単だな~と感じると思います。どの部分にストールを差し込むかを覚えてしまえば、忙しい朝でも簡単にできちゃいますよね。シンプルな服装のときに合わせるだけで、たちまちおしゃれ上級者になれますよ~

スカーフなど、薄手で長い巻き物でも取り入れやすい巻き方ですが、やはり女性の場合は、チャンルーのストールのような柔らかい大判ストールでふんわり感を出した方が大人っぽく優しい感じに仕上がります。ぜひこの巻き方を覚えて、ストールコーデを楽しんでくださいね。

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大判ストールのおしゃれな巻き方基本の5つ